びわこでのSG開催は実に23年ぶり。ボートレースオールスターで丸野一樹が優勝したように、バイオ燃料の対応に一日の長がある地元の滋賀支部のレーサーたち。今回優勝候補の筆頭に挙がるのはもちろんエース・馬場貴也だ。レーサーになって初めての地元のSG、鳴門グランドチャンピオンで出場し、大一番へ向けてリズムが上がってきた。それは丸野や遠藤エミも同様で、この大会に全身全霊を懸けて臨んでくる。

丸野 一樹

馬場 貴也

遠藤 エミ
昨年大会でSG初制覇を飾った西山貴浩を筆頭に、茅原悠紀、菊地孝平、井口佳典、吉田拡都らオーシャンカップの歴代覇者たちも優勝候補に挙がる存在。びわこでの特別タイトル優勝の実績がある平本真之、湯川浩司、山口剛、片岡雅裕、磯部誠らもその手腕を存分に発揮するか。
今大会は当地では23年ぶりのSG開催だが、03年のチャレンジカップにも出場していたのが松井繁をはじめ辻栄蔵、原田幸哉、瓜生正義、白井英治、池田浩二、坪井康晴の7人。チャレンジカップで優勝したのは烏野賢太だが、優勝戦は松井が2着で原田が3着。坪井はSG初出場だった。20年以上にわたってボート界の最前線を引っ張る偉大なレーサーたちの輝きはまだまだ色あせていない。
びわこ攻略
かつてはインが弱いボートレース場として知られていたびわこだが、最近1年間のイン1着率は53.0%。20年10月に1マークを沖合側へ3m移設したことで、以前ほどセンター、アウトの攻めが利かなくなった。ましてやスリットが揃う記念レースではイン1着率の数字はさらに上昇し、昨年7月以降に開催されたG1、G2(4開催)では60.9%までアップした。
季節ごとに変化する琵琶湖の水位は4月から5月の春がピーク。今大会が開催される時期は、水位が最も下がる冬場とほぼ変わらない水準まで水位は低下している。多くのレーサーを苦しめる特有のうねりの影響はピーク時に比べるとかなり小さく、年間で最も多彩なレースが期待できる季節ともいえる。
気になるバイオ燃料導入後のモーター整備は、伸び型の調整に正解が出るパターンが増加した印象を受ける。コースレイアウト的にバックストレッチは内伸びの差し水面という特徴は変わっていない。スリットから伸びて攻める艇をマークするレーサーの突き抜けを狙うのが、穴狙いの王道パターンだろう。
○びわこG1・G2コース別成績※25年7月~26年6月
| 進入 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 60.9% | 15.4% | 5.7% | 6.8% | 6.5% | 4.7% |
| 2 | 12.0% | 26.5% | 15.9% | 15.9% | 14.5% | 15.2% |
| 3 | 13.6% | 26.9% | 18.2% | 13.6% | 15.4% | 12.2% |
| 4 | 6.9% | 16.3% | 23.6% | 21.2% | 16.0% | 16.0% |
| 5 | 7.4% | 11.6% | 21.1% | 17.9% | 24.9% | 17.2% |
| 6 | 1.4% | 4.6% | 16.7% | 26.0% | 22.4% | 28.8% |
○びわこ全グレードコース別成績※25年7月~26年6月
| 進入 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 53.0% | 18.2% | 8.6% | 7.5% | 5.9% | 5.4% |
| 2 | 13.5% | 24.4% | 18.4% | 16.3% | 15.0% | 11.6% |
| 3 | 14.3% | 22.1% | 18.9% | 17.0% | 14.5% | 11.8% |
| 4 | 10.5% | 16.5% | 20.1% | 19.8% | 17.3% | 15.2% |
| 5 | 7.0% | 12.3% | 18.8% | 20.3% | 22.8% | 17.5% |
| 6 | 1.7% | 6.5% | 15.4% | 19.3% | 23.8% | 32.4% |


































